【考察失敗】「ウマコン(トラウマ)」の対義語(反対語)を全力で考えてみる!
このサイトは「ウマコン(トラウマなコンテンツ)」というテーマで運営していますが、その基本となるトラウマの対義語(反対語)を考えてみようと思い付きました。
この書き出しを書いている時点でゴールは見えていません!(謎の強気)
………
そして今書き終わりましたが、見事に失敗しました!
興味ない人は全速力で離脱、略して「全脱」、略して「ぜつ」です。
トラウマを心の傷とすると?
シンプルな対義語としては、「トラウマ=心の傷」とすると、「身体の傷」になるでしょう。
ただし、トラウマは古代ギリシャ語で「傷」を意味します。心の傷を英語で言うとpsychological trauma(サイコロジカル・トラウマ)、身体の傷はphysical trauma(フィジカル・トラウマ)となり、どっちにもトラウマが含まれちゃいます。
実は「trauma」という単語だけで、「外傷」「心的外傷」両方の意味が含まれています。
「トラウマ=外傷」と捉えると、対義語は、あまり使われませんが「内傷」?
内 傷(ないしょう)
漢方において暴飲暴食や精神疾患などで生体の血が病んで臓腑が痛むこと。
引用:ウィクショナリー日本語版
ちなみに古代ギリシャ語で意味する「傷(負傷)」であれば、対義語は「治癒」でしょうか。
心の傷 ←→ 身体の傷
外傷 ←→ 内傷
傷(負傷) ←→ 治癒
単語としてはこういう結果です。意味合い的には「心の傷」として捉えたいので、「身体の傷」を対義語としたいのですが、「トラウマの対義語は身体の傷!」と言うにはしっくりきません。
<補足>
トラウマの由来と語源 こちらのサイトが大変わかりやすいです。
形容詞としてのトラウマで考えてみる
英語で見てみると、「trauma(トラウマ)」は、外傷・心的外傷という意味を持つ名詞です。
形容詞もありました。
traumatic(トラウマティック)
「心に傷を残すほどの~」という意味を持ちます。本サイトのタイトルでもある「トラウマなコンテンツ」は、trauma contentsではなく、traumatic contentsが正解ですね。
「心に傷を残すほどのショッキング・衝撃的な」体験・作品…という形容詞で考えてみたいと思います。「心に傷を残すほど~」であれば、その体験はショッキングであり、衝撃的であるはずです。「心に傷を残すほどの穏やかな体験」っておかしいですもんね。
でですね、「ショッキング」って、マイナスな事象にしか使われませんよね。
「衝撃的で印象の強い○○」を一言で表すマイナスな形容詞は「ショッキングな○○」ですが、プラスの方は何でしょう? 「感動的な○○」? 一番近いのは「エキサイティングな○○」でしょうか。
ショッキング……心に強い衝撃を受けるさま、どきっとさせるさま
エキサイティング……人を興奮させるさま、熱狂させるさま
「殺し屋1はショッキングだが、ドラゴンボールはエキサイティング」
と言うのはなんとなくしっくりきます。
ドラゴンボールの中にショッキングなシーンがあったり、殺し屋1をエキサイティングだ、と思うこともありますが、一般的にこの対義語は成り立ちそうな気が…す…る?
エキサイティング ←→ ショッキング
「衝撃的な~」「インパクトのある~」「印象が強い~」などの言葉は、どれもプラス的な意味にも使えるし、マイナス的な意味にも使えると思います。
ショッキングの反対なプラスの形容詞は「感動的な○○」?
でも「感動的な映画」と書くと、「泣ける映画」って意味合いがでてきますね。
しかし「映画に感動した」と書くと、必ずしも「泣けた」だけではない意味合いがでてきます。
「ブレアウィッチプロジェクトという映画は、すごく低予算なのに斬新なカメラワークを駆使することによってとても新しい恐怖演出ができていて感動した!」
なんて言い方もするでしょう。
「感動」は、何らかのコンテンツに接して心が動くこと。「泣ける」ことも「恐怖する」ことも、心が動く・揺さぶられるという意味では同じでしょう。
「印象の強い作品に触れて感動する」ことで言えば、殺し屋1もドラゴンボールも同じなのです。
(同じか?)
トラウマコンテンツの逆は何だ?
なんだかまとまらなくなってきました。
トラウマなコンテンツの定義を、「もう見たくなくなるほどのショッキングなコンテンツ」とすると、「何度も見たくなるほどのエキサイティングなコンテンツ」が反対の意味となるでしょうか。
「何度も見たくなるほどのエキサイティングな~」を一言で表す言葉は? 「夢中」?「熱中」?「没頭」? 何度も~繰り返し~の意味を強調すると「病みつき」とかでしょうか。
没頭コンテンツ
病みつきコンテンツ
「スラムダンクは、とても感動する没頭マンガ・病みつきマンガです!」
……なんか違う。
(*´Д`)ウ~ン
トラウマなコンテンツの定義を、「その後の生き方に影響が出るほどの衝撃的なコンテンツ」とすると、その反対の意味は「その後の生き方にまったく影響しない穏やかコンテンツ」でしょうか?
一言で言うと「ゆるい~」?「サラッと~」?「ぬるま湯的~」?
ゆるコン
サラコン
ヌルコン
なんかこれはこれでアリなようなワードですが、【好きの対義語は無関心】派の「無関心」にあたるワードですね。でもそうすると、多くのプロサッカー選手が、サッカーをはじめるきっかけを作ったキャプテン翼も、トラウマコンテンツ……てことになってしまいます。
…が、よしとするか!(もうめんどくなってきたし)
「その作品に触れることでその後の人生に影響する」ことで言えば、殺し屋1もキャプテン翼も同じなのです!?
※「殺し屋1」を読んで「サブインシジョンやってみた!」って人もきっといるはず。
ネットの海に答えを求めてみよう
自分で考えるのも限界になってきたので、ネットで探してみます。
そうするとYahoo知恵袋に面白い質問が…
トラウマの反対の意味の言葉があれば教えてください。
~(略)~反対の意味とは、「楽しいことや嬉しかったことが励みになり、そのことが大好きになった、その道に進んで成功した」ということです。例えば、幼い頃に家族に褒められたので歌が好きになり、歌手になった」とか、初めて作ったゆで卵がめちゃめちゃおいしかったことがきっかけで料理人になってしまった」といったことを「トラウマ」に対して、「何と言うか」ということです。引用:Yahoo知恵袋
ベストアンサーは原体験とのこと。でも、トラウマの原因的なことにも原体験て言いますよね? ちょっと違うかなぁ。
もう一つ。これは素晴らしい!
トラウマの反対って、実はウマトラじゃない?
虎馬(トラウマ)
馬は、虎に一度噛まれたことがあって、それが恐怖として、強く記憶に残り、虎を見たら、危険だ!逃げろー!馬虎(ウマトラ)
虎は、馬を一度食べたことがあって、これは美味い!という記憶が、強く残り、馬を見たら、ご馳走だー!捕まえろー!ちょっとしたお遊びでした(^O^)
一瞬イイネと思いましたが、避けたいものをトラウマ、好物をウマトラとすると「エグくてトラウマな映画が大好物だからそれはウマトラ映画です」という訳が分からない日本語になってしまうので、難しいですね。
結論
そもそも何でこの考察をしたかですが、トラウマ音楽の記事を書こうとした時に、「あれ?待てよ…トラウマ音楽ってあんまり言わないね?」って思ったからです。
トラウマ漫画とかトラウマ映画とかはよく聞くのに、トラウマ音楽ってあまり聞かないですよね。(「トラウマ小説」も)
何でしょう? 結局「グロ&ホラーなビジュアル」ってのがトラウマになりやすいんでしょうかね。
PVがエグいとか、霊の声が入っているとか、そういう系のトラウマ音楽ってのもありますが、そうではなくて、単純に衝撃的で個性的な曲とかバンドとかをピックアップしようと思っていました。
が、トラウマの定義が思った以上にふわっとしていたので、対義語から考えてみたら輪郭が定まるかも!と思いついて書き出してみましたが、見事に失敗です。
トラウマの対義語は存在しない!
いい言葉も思いつかない!
……とりあえず、いい定義がまとまるまでは、私の基準で書いていきましょう。
チャレンジには失敗しましたが、今後の戒めのためにもこの記事は公開しておきます。
ほら、最近の企業は「チャレンジしない人より、チャレンジして失敗した人の方が評価が上」って風潮になってきたらしいですからね(テレビで言ってた)。
おしまい
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作品の「好き嫌い」「良い悪い」の違いをはっきりさせてみようという内容の記事です。ウマコンに限りませんが、学校では教えてくれない「マンガの読み方」とか「映画の見方」など、コンテンツ評価のやりかたについての自論を展開してみたいと思います。想像力豊かな子供を育てるのにも役立つかもと思いましたので「絵本の読み聞かせ」というシチュエーションを題材にしながらまとめてみようと思います。。っていうかタイトルって何文字までOKなんでしょうか??まだいけるか?まだいけそうですね。文字数制限ないのかな?もういい?早くはじめろ?じゃあはじめましょううう( *´艸`)あ、今思いついたけど、記事本文よりタイトルの方が文字数多かったらちょっと面白いですよね!安心してください、本文の方が文字数多いですよ(笑)【前編】 2019.03.01