ポツンと一軒家…じゃなくて【ポツンとウマスポ】長野県池田町/石造百体仏像 

ポツンと一軒家…じゃなくて【ポツンとウマスポ】長野県池田町/石造百体仏像 

 

新番組 『ポツンとウマスポ』

 

さ~て今週もはじまりました。山奥にポツンと存在するトラウマスポット、略して『ポツンとウマスポ』!

 

今週は、長野県池田町の山奥にある「石造百体仏像(せきぞうひゃくたいぶつぞう)」にアタックしてみます。ここはGoogle Mapで検索してもスポット名が出てきません。

 

かなりの山奥なので、車で行くしかありませんが、最寄りの目印としては、道の駅 池田町ハーブセンターから30~40分くらいです。

一応駐車場的なものもあります。場所はここ↓

Googleの航空写真では何にも見えません。

 

 

で、この駐車場から15~20分くらいけっこうな山道を歩いて下っていきます。ちょっと高齢の方にはきつい道です。途中にある「丸太橋」は、ホントに40cmくらい丸太だけの部分があり、雨とか雪の際は、マジ危ないです。

長野県池田町 石造百体仏像
案内板。駐車場から15~20分くら急な道を下っていく。

 

鬱蒼とした山道を転ばないように注意しながら歩いていくと、突然開けた場所があり、現れました!「石造百体仏像」! ヒャッホウゥゥ!!

思ったよりは狭いスペースに、石仏が並んでいて、なかなかに神秘的です。途中墓地があったりしましたが、周りはホントに山で、何もありません。「何でここに?」と疑問がわいてきます。

 

長野県池田町 石造百体仏像
長野県池田町 石造百体仏像

 

 

 

長野県池田町 石造百体仏像
長野県池田町 石造百体仏像

 

 

長野県池田町 石造百体仏像
長野県池田町 石造百体仏像

 

 

長野県池田町 石造百体仏像
たぶん不動明王

 

長野県池田町 石造百体仏像
ぺろっと舌が出ている?

 

 

長野県池田町 石造百体仏像
風化が激しく、顔が見えない。

 

 

長野県池田町 石造百体仏像
ウォーズマンのモデル

 

 

説明によると、「四国霊場の代拝碑88基の他、弘法大師像、六地蔵像、四国、坂東、信濃霊場碑などを加え101基…」とのこと。もともとはこのあたりの地域にばらけていたものを、寄進? ここに集合させたらしいのですが、造立年は不明。

 

長野県池田町 石造百体仏像
説明

 

調べたら、お遍路参りって、四国だけじゃなく「関東八十八か所」とか「伊豆八十八か所」など、全国にいくつかあるようですね。

知らなかった!( ゚Д゚)

※正式には四国を巡ることのみを「遍路」と言うそう。

 

 

もともとは、池田町周辺の広範囲(と言っても四国とかよりは小規模)に八十八か所に祀ってあったんだと思いますが、誰かが「やっぱ、八十八か所も参んのダリぃから一か所に集めんべ! でさぁ、あんま参り易すぎてもアレだし、ちょっと歩いた感出るくらい奥みが良くない?」とか言ったのでしょう。

発想が柔軟で好感が持てます。

 

で、88体まとめた後に、別の誰かが、「なんかぁ~、もうちょい仏像足して、百体くらいの方が良くね? 距離的には四国に負けてるけど、数的には勝っとこうぜ! みたいなぁ!」なんて言ったのでしょう。

 

※本当の所は、当初もっと麓の方にあった寺にまとめて祀ってあったのだと予想します。なんとなく石仏のデザインが似ているので、同じ人が造ったのでしょう。明治の廃仏毀釈運動の際に、破却を逃れるために、近隣の関係者の所へばらけて隠したのではないでしょうか。松本藩は、廃仏毀釈の運動がけっこう激しかったらしく、約7~8割のお寺が廃寺になったそう。で、ムーブメントが収まってから、再結成させようと思ったが戻す寺がすでにない……どこに置こうかと考えた末、次いつ同じような運動が起きてもいいように、思いっきり山奥に設置しておこう!となって、ここに集合させたかもしれません(隠れキリシタン的な)。もしくは、ぜんぜん痕跡はないですが、もしかしたらここに小さなお寺があったかもしれません。廃寺になっちゃったけど、やっぱりもとの所に戻しておこう、的な。

 

 

まとめ

 

神秘的な感じですが、「トラウマスポット」と言うほどのインパクトは正直そこまでありません。ただ、本当に山奥すぎて、夜行ったら失禁必至の怖さでしょう。

 

脇道に、野生のタヌキ様がお亡くなりになっているほどの山奥です。合掌。

長野県池田町 石造百体仏像
狸様の死骸

 

 

駐車場までもどると、ハァハァ言うくらいの運動量でした。ちょっとしたトレッキングです。

 

でわまた来週~!

 

 

長野県池田町の酒蔵「大雪渓酒造」

「良い子は離脱ないって!」


※仏教や池田町をディスろうという意図は一切ありません。

※本当のトラウマで苦しまれている方々を軽視したり、蔑ろにするような意図は一切ありません。